船中八策とは・・・
「慶応3年(1867年)6月、坂本龍馬はいろは丸沈没事件を解決させたのち、京都に上洛していた前土佐藩主の山内豊信(容堂)に対して大政奉還論を進言するため、藩船の夕顔丸で長崎を出航し、上洛中の洋上で参政の後藤象二郎に対して口頭で提示したものを海援隊士の長岡謙吉が書きとめ成文化したとされてきた。
龍馬伝説では、「船中八策」が「新政府綱領八策」となり、それがさらに「五箇条の御誓文」となって、坂本龍馬の精神が明治維新に生かされたと言うことになっていた。そのため、「五箇条の御誓文」の精神を基にした民撰議院設立建白書や自由民権運動、大日本帝国憲法の制定すら龍馬の思想が基礎となっていると解釈する人もいた。」
(以上、Wikipediaより)
という訳で、もともとは坂本龍馬の明治新政府構想を意味しています。
しかし今回ご紹介するのは高知県の司牡丹酒造株式会社さんが造っているお酒のことです。
坂本龍馬にあやかってネーミングした超辛口純米酒です。
さて、話は司牡丹さんへ移ります。
関ヶ原の合戦直後の1603年(慶長8年)、高知県高知市から西へ30㎞の山紫水明(さんしすいめい)の佐川町(さかわちょう)で酒造りをはじめたのが「司牡丹」の始まりです。
1918年(大正7年)に田中光顕(みつあき)伯爵が「天下の芳醇(ほうじゅん)なり、今後は酒の王たるべし」と激励の一筆を寄せ『司牡丹』と命名されました。
由緒正しい、歴史のある蔵元さんなのです。
そしてこの船中八策ですが、地元高知県でも「最も土佐酒らしい辛口ならコレ!」、「カツオにはこの酒が最高!」と熱っぽく語るファンも少なくありません。
平成27年秋の日経新聞【何でもランキング】「お燗酒コンテスト」では、超辛口のスッキリタイプとしては快挙といえる第2位に輝き、冷やしても常温でも、お燗でも美味しいことが証明されました。
ラベルも黒字に赤文字でカッコいいです。飲んでみたくなりますよねー。
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